1958-04-04 第28回国会 衆議院 商工委員会 第27号
○阿左美委員 私は、自民党、社会党共同提案により、本案に対する附帯決議をつけたいと思うのであります。 まず附帯決議の案文を朗読いたします。
○阿左美委員 私は、自民党、社会党共同提案により、本案に対する附帯決議をつけたいと思うのであります。 まず附帯決議の案文を朗読いたします。
○阿左美委員 国民金融公庫の主務大臣に関し大蔵委員会に申し入れの件、その案を朗読いたします。 国民金融公庫の貸付は、その九割近くが普通貸付分によって占められている。
〔委員長退席、阿左美委員長代理着席〕 三十二年の圧縮ガスの売り上げは、約三百万立米くらいの売り上げがあったのですが、三十二年は東京瓦斯の千葉工場だとか葛飾瓦斯、あるいは近くの成田天然瓦斯というところに圧縮ガスの供給をして、ボンベで販売をしていましたが、東京瓦斯の千葉工場なり葛飾瓦斯あるいは成田天然瓦斯は、それぞれ自分のところで天然ガスの井戸を掘っていまして、三十三年以降は、そういう臨時売り上げといいますか
○阿左美委員 現在の取引を見ていますと、こういうような取引ですよ。問屋というものは、需要期にある一定の数量を取り入れて、需要期にそれを出すというのが問屋の使命であるのですが、今の問屋は、ほとんど注文以外には少しも取引をしない。問屋というものは、二匹送れ、三匹送れというような取引なのです。これは実に、問屋も何もあったものじゃないです。だから、過剰になっているというふうには考えていないのです。
○阿左美委員 それでは、数字にはえらくごだわらないでやることに御決定をいただいたというふうに承知して、よろしゅうございましょうか。
○阿左美委員 どうもありがとうございました。
○阿左美委員 あればあるほど都合がよろしいというものを、何ゆえにこれをなくすかということを、お互いに考えなければなりません。大体、本日の参考人の御意見をお伺いいたしますと、今度の制度は改悪である、むしろ現状のまま置いておいた方がよろしいという御意見のように聞いておるわけですが、はなはだどうもそういう点に対しましては、われわれ不可解なところがあるのです。
○阿左美委員 関連して。 吉橋さんにお伺いいたしますが、この政府提案によりますと、融資保険は、現状では認めておりますか、漸次これは廃止に持っていくことになるのでございますが、融資保険に対しまして、これはあくまでも存続し、認めた方がいいか。またその理由は、どういう理由がありますか、お聞きいたしたいと思います。
○阿左美委員長代理 本日はこの程度にとどめます。 次会は明十三日午前十時より開会することにし、これにて散会いたします。 午前十一時五十九分散会 ————◇—————
○阿左美委員 もし、かりに生糸の価格を十九万円を変えるということになったら、重大なことが起きる。これを下げたら輸出か振興するかということになると、もし価格を下げますれば、わが国の生糸は、世界的にゼロになるのじゃないか。それで、どうしても国の施策の上から、いかなる難行苦業を越えても、十九万円の糸価は変えないという方針をぜひがんばってもらいたい。農林省は、しっかりしてもらわなければなりません。
○阿左美委員 それでは、なるべくその手続はお急ぎをいただきまして、三月十一日に即日施行できるように、取り計らいをお願いいたしたいと思うのであります。 そこで、私は、大臣にお伺いいたしますが、そういうふうな実情でございまして、実際、案外皆さんは御心配になっておらないように考えられる。
○阿左美委員 関連して。 この繭の取引ですが、ただいまは団体取引の掛目取引になっておりますが、この取引は、将来このまま継続する方針ですか、あるいは自由取引をやる御方針ですか、御答弁を願います。
○阿左美委員 大臣が非常にお忙しいようですから、ごく簡単に一、二お伺いをいたしたいと存じます。 輸出振興は、国家経済の上におきましても、国家財政の上におきましても、最も必要なことでございまして、ことに中小企業の輸出振興ということは、最も重大のことだと信ずるのでございます。
○阿左美委員 ごもっともとは考えますが、なかなか繊維製品と申しましても、各種多様でありまして、大臣の仰せの通り、絹、人絹だけをということにも参りませんし、どうも一応そういうことに考えられますが、日本レーヨン織物輸出振興会社という、今回できましたこの会社は、人絹の三銘品と申しまして、みんな統一しておるところの規格で、一産地が同じ織物を作っておるのですから、そういうような関係から、非常にこれはすべてのことが
○阿左美委員 時間もありませんし、いろいろ私のお聞きしたいことも、内田委員その他の方から適切な御質問を申し上げましたので、簡単に私の意見を申し上げたいと思うのでございます。 一体、この中小企業の金融ということは、政府におきましても、中小企業対策として非常に取り入れてあるわけでございます。
○阿左美委員 ぜひとも一日も早く発動されることをお願いいたす次第でございます。 最後に、大臣にちょっとお伺いいたしたいと思います。日中貿易は、いろいろの意見がありますけれども、ある範囲内において認めなければならないような時期になっておるのではないか、こういうように考えます。日中貿易が公に認められることになった場合、最も心配するのは、生糸の問題です。
○阿左美委員 何と申しましても生産過剰ということが、すべての物価に影響することでございまして、現在の中小企業の悩みは、生産過剰から来ておるのでございまして、それは設備からして制限をしていくということが、最も必要なわけでございます。
○阿左美委員 この問題は、そう簡単にいく問題ではないと思いますが、ぜひともこの問題はお考えをいただいて、一日も早く通産省関係ですべて所管するように、御尽力のほどをお願いいたします。 以上をもちまして終ります。
ただいま阿左美委員から、だんだんごもっともな御発言でございますし、すでにまた本件に関しましては、小室繊維局長は、もうプロフェッサーでいらっしゃいますから、あえて蛇足を加える必要はございませんが、この際、私どもの政策審議会でも、研究いたしました結果、業界の要望にこたえるのが妥当であろう、しかもその時期は一刻も早い方が、なおよいではないか、こういうことになりましたので、私どもの意見を申し述べて、答弁をわずらわしたいと
○阿左美委員 私は、もうすでに時期が来ているのではないかと思う。いろいろと御研究はけっこうでございますが、輸出の問題に対しましても、アウトサイダーに、やはり二十九条命令において協力させるということですから、二十九条命令が出たからといって、輸出に対する影響というようなことはないと考えるのでございます。
○田中(武)委員 私も、もっと具体的に御質問したいと思っておったところ、ただいま松平委員からも、だいぶ御意見も述べられましたし、阿左美委員からも、なお質問があるそうでありますから、時間の関係もありますし、私は最後にこの問題について希望を申し上げて終りたいと思います。先ほど、松平委員もおっしゃいましたが、平等だといっても、出発に当って、すでにハンディキャップがこれらにはついておる。
○阿左美委員 私は自由民主党、日本社会党共同提案による繊維産業の不況対策に関する決議案を提出いたしたいと存ずるのでございます。 まず、先にその決議案を朗読いたします。
○阿左美委員 私は先ほどからいろいろ参考人の意見を伺いまして、現在の人絹、スフというものは国際価格の半額である、それにもかかわず輸出ができぬということは、よほど政治的に考えてもらう必要があるのじゃないかと思う次第であります。ただ価格の問題ばかりでなく、これはどこに原因があるかということを研究して輸出の振興をはかれば、自然すべての経済的な問題も解決するのじゃないか。
○阿左美委員 そういたしますと、業者は、自分の支払う手形の期日は九十日である、受け取る手形は百四十日にもなるということになりますと、そこに五十日のズレがある、その五十日のズレというものに対しては、業者が負担をしなければならないが、その金利等は、どういうふうになっておりますか。
○阿左美委員 まだいろいろ御質問を申し上げたいことがありますが、本会議が始まっておるそうでありますからこの程度で終ります。
○阿左美委員 本日は、対米輸出に関する問題に対しまして、参考人から、現在の実情に対して、いろいろ発言をいただき、非常に参考にはなりましたが、政府といたしますと、現在の国際収支のバランスの関係から、どうしてもこれは輸入を制限し、輸出を振興する政策をとらざるを得ない。
○阿左美委員 本日は対米輸出に関する問題でございますから、あまり他に触れたくないのですが、しかし、経済は関連をいたすのでありまして、やはり輸出を振興するにいたしましても、国内の態勢を整えなければ、輸出の振興もはかれないと思うのでありまして、小笠通産政務次官にお尋ねいたしますが、政府といたしまして現在とっておる政策は、当然の政策とわれわれも信じております。
○阿左美委員 綿製品に対しては、目先のところ、そういうような不安はない、こういうようなお考えのようでありますが、根岸さんに一つお伺いいたします。
○阿左美委員 最後に中金の加藤さんにお伺いいたします。私は、今日おいでいただきました参考人の方々の中で、中金に最も今回のしわ寄せの結果が集中しておるのじゃないか、こういうふうに考えますので、各方面からの申し込みに対しまして、今後一体幾らの資金を必要とするか、それを一つお伺いいたします。
○阿左美委員 ただいまお聞きの通りのような次第でございますが、大体において四百十二億くらいの資金を必要とする、こういう御意見でございますが、なお加藤さんに重ねてお伺いいたしますが、四百十二億くらいの資金が必要であるということに対してどれだけの御用意がありますか。
○阿左美委員 ただいま加藤さんからの資金に関しますところの御答弁がございましたが、お聞きの通りのようなわけでありますから、どうか中小企業に対しまして事態の起らないように、あらかじめ政府におかれましても一つ御協力のほどをお願いする次第です。
○水田国務大臣 昨日阿左美委員の御質問のときお答えしましたように、私どもが安定法の二十九条の条文を除いた理由は、きのう説明した通りでございますが、しかし実際においてすでに安定法において踏み切っている問題でございますので、法律論的には若干の問題があっても、実際の中小企業の不況克服のために必要だという実情から見てそういう規定の方がいいということでございますれば、あえて私どもは別に反対しない、国会の御決定
○小平(久)委員 今の、阿左美委員あるいは小笠委員と社会党側との質疑応答を拝聴して、まず一点だけお聞きします。社会党案では、団体交渉の相手方というものが百一条に規定されておるようです。
○阿左美委員 百一条に「代表者又は組合の委任を受けた者」とありますが、これは別に人数も制限はしてないようでごさいますが、委任を受ければ何人でもその交渉に当って差しつかえないと考えてよろしいのですか。
○阿左美委員 安定法では認めておるが、団体法では認めることができないということはどうも納得がいかない。これについて大臣にお伺いいたします。
○阿左美委員 私どもは今後そういう傾向になるというのではございませんで、現にそういう傾向になりつつあるのでございます。ご承知の通り大メーカーの系列に入っておりまする業種では、いずれの業種といたしましても現在相当にやり得られるのでございます。
○阿左美委員 私どもも、でき得るならば強制加入とか組合交渉とかというようなことでなく、業者自体の自主性によって解決をいたしたいということを希望しておるわけでございます。しかしながら現状を見ますると、中小企業の零細業者の自主性においては解決がつかないのであります。かるがゆえに、この強制加入、組合交渉というようなこともやむを得ないのでございます。
○阿左美委員 時間がありませんから、ごく簡単に御質問を申し上げます。 古藤さんにお伺いいたします。古藤さんは強制加入も団体交渉も反対であるというような御意見でありますが、しからばどういうことによって現在の中小企業を健全化していくかというような御方針があるのかないのか、それをまずもってお伺いいたします。
○阿左美委員 私は自由民主党を代表いたしまして、信用保証協会法の一部を改正する法律案に対する附帯決議に対し、賛成の意を表するものであります。 申すまでもなく中小企業の信用力補充機関としての信用保証協会の地位はきわめて重要でありまして、今回政府資金をもって信用保証協会の機能強化をはかることになったことは、まことに意義深いことと考えるものであります。
○小室政府委員 ただいま阿左美委員のお示しの通り、絹織物の輸出を振興することは非常に大事なことでございます。実はアメリカを中心として市場を開拓いたしますために、六百何十万という金を補助いたしまして展示会等をやる。これは相当の効果を上げております。実際問題といいたしまして、昨年は生糸は輸出数量が若干減ったが、大体それをカバーいたしまして、前年に比べて五割以上絹織物の輸出が増大しております。
○阿左美委員 まだいろいろ御質問申し上げたいこともありますが、時間の都合もございますから、本日はこれにて私の質問は打ち切って、また後日に譲ることにいたします。
○阿左美委員 私は自由民主党を代表いたしまして、繊維工業設備臨時措置法案に対し、修正部分を除く原案及び修正案に賛成の討論をいたすものであります。